ご相談でご来店頂いたロードスターNDのオーナー様
逆ドアパンチとでも言うのでしょうか、開けた扉が壁?にパンチ!!
あえなく自分のドアの端っこが折れてしまったというパターン
デントリペアは本来パネルの内側に出来た小さなヘコミを直す技術ですのでこの手の縁が曲がったものは想定していません・・・・なぜならヘコミを鉄の棒を使っててこの原理で押し出す作業ですからこの様なケースでは例え縁の曲りが戻ったとしても表と裏が合わせてある部分が必ず影響して曲がってしまっています。
その曲がった部分が完全修正できないんですね。
それでも塗装するよりはメリットを感じて頂けるのであればある程度目立たなくは可能です。
<施工前>
ライトを当てるとよ〜くわかりますね!
この縁が曲がった部分をハンマリングで正しい位置に戻すと・・・・まがった支点が山なりに浮かび上がりました・・・・その部分はちょうど表と裏の鉄板が合わせてある部分なんです。・・・つまり一番鉄板の強度がある部分です。そこを慎重に叩き落とし・・・・完全に叩き落ちないんですが何とか違和感の無くなるように・・・・・・・
<施行後>
でここまで回復!!残ってますがこれでどうかって!!
鈑金塗装だとクオーターまで塗って完成ですから費用と塗装範囲の事を思えばデントリペアにもメリットはあるのかなと思います。
この様なケースはこちらから絶対お勧めとは言えませんが、デントリペアも一つの選択だと!!
ドアの角の塗装も少し剥がれていましたがそこはタッチアップで補修して・・・
もちろんオーナー様には喜んで頂けました。・・・・だってパッと見は残った部分もほとんどわかりませんからね!!